初心者必見!おしゃれな音楽ジャズの楽しみ方
こんにちは☆
秋の足音を感じる時期となりました。
深紅の紅葉を目で楽しみ、秋の静けさを耳で楽しみ、たわわに実った食材を舌で楽しみ、もの悲しさを肌で感じ、五感で楽しめる素敵な季節になりました。
春とは違って会社や学校に慣れ、余裕が出てくる時期で新しいことにチャレンジしたくなってきますね。
そんな活力がわいてくる季節が私は狂おしく好きです。
秋の夜は長いです。皆さんは秋に何をしますか?
唐突ですが、私はジャズが好きです。
みなさんはジャズに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
『かっこいい音楽・おしゃれな音楽・年配の方の音楽のイメージがあるが、敷居が高い・いまいちジャズというものを知らない』
という感じでしょうか。秋の夜を素敵に過ごすためのジャズを紹介していきます。
①ジャズってそもそもなに?
②実は敷居が低い
③ジャズの楽しみ方
① ジャズってそもそもなに?
ジャズとはアフリカ系音楽であり、その音楽性と即興性を楽しむ音楽です。
古くは1910年代から始まったとされています。
ジャズの一番の魅力であり、倦厭される最大の理由は『アドリブ』だと思います。
最初は何をしているか分からないですよね。
何を演奏してもいいのです。演奏者にとっては自分のソウルをぶつける場です。
アドリブこそが一番の魅力です。
こここそが腕の見せ所でもあり、聞き所です🤩
一曲として同じものは存在しません。
だからこそ、面白いのです。
② 実は敷居が低い
街中に驚くほどジャズはあふれています。
耳を澄ませて下さい。今いるバーやカフェでよく流れています。おそらく耳なじみのある曲なんかも実はジャズ!というパターンもあるのです。
作業用BGMとしてもYoutubeでいっぱいまとめられていますよね。
各大学にジャズ研究会があるくらいジャズは若者にも身近な音楽です。
ジャズBarも値段は決して高くなく、5,000円前後です(人気奏者の時はそうもいきませんが)。一番の魅力はオーケストラのように距離が離れておらず、一番前の席では30cm先に奏者がいるくらいの距離間で楽しむことが出来ます。
ジャズバーは都心にとても多く、会社帰りにさらっと寄って楽しむことが出来ます。
有名どころとしては
・BLUE NOTE TOKYO(日本で一番有名ですね)
・COTTON CLUB(年末年始が特におすすめ)
があります。
③ ジャズの楽しみ方
まだ具体的にイメージできないという方はいらっしゃると思います。
まずはジャズを知るところから始めましょう。
ジャズは一見分かりにくい音楽のようですが、ルールはあります。
【イントロ → テーマ → アドリブ → エンディング】の4つに分かれています。
アドリブなので何でもしていいかと思いきや、そうでもありません。
和音に対して驚くほど繊細かつち密に組み上げ、しかも即興で作り上げられるのです。
もう一度言いますが、このアドリブがジャズの見所です。
メジャーな構成としては、
・伴奏担当のピアノ
・リズム担当のドラム
・曲に深みを持たせるベース
・主旋律を奏でる管楽器
の4~5人によるメンツで演奏されます。
私がおすすめするジャズへの触れ方は、まず知っている曲からジャズ自体を楽しむものだと思っています🤣
順番としては
①有名な曲のカバー曲を聴く
例:Isn't she lovely(Stevie Wonder)
Up Town Funk(Marron 5)
②テレビなどで耳なじみのある曲を聴いてみる
例:My Favorite Things(そうだ、京都へ行こう、のテーマ曲)
枯葉(初心者はまずこの曲から練習します)
Take Five(5拍子という謎の曲)
③いわゆる王道を聞く
例:Waltz For Debby(3拍子でとても踊りたくなる曲)
Moanin'(誰もが聞いたことがある代表曲)
Just Friends(秋にぴったりのもの悲しさ)
④お気に入りの曲からすそ野を広げていく
もしくは、お気に入りの人からすそ野を広げていく
映画で言えば「セッション」と「スウィングガール」です。
前者は有名音楽大学に入ったドラマーの奮闘劇、後者は大人数で演奏するジャズをビックバンドと呼び、それを題材とした群青劇が繰り広げられていおり、曲も有名なのを使用しているため気楽な気持ちで聞くことが出来ます。
漫画でいえば「坂道のアポロン」、「Blue Giant」です。
前者はアニメ化もされていますし、後者は第20回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞しておりとても有名ですね。
まとめ
ジャズの楽しみ方は千差万別です。
気になったポイントからすそ野を広げていけばよいと思います。
テレビを消して、携帯を置き、目をつむり、ジャズに身をゆだね、素敵な夜をお過ごしください。